ただ、最近では小児科と耳鼻咽喉科で連携する必要があるということだろうと言われている。
同じ風邪をひいて『咳がひどいから小児科に来た』同様に『咳がひどいから耳鼻咽喉科に来た』と様々な人がいるからだ。
また前記したように小児科で中耳炎患者を見る事があったり、喘息の軽度だった場合には耳鼻咽喉科で受診している場合もありで、どちらにしても境界線がはっきりしなくなっているのは事実のようだ。
耳鼻咽喉科での特徴と言うと喉にルゴールを塗ること、直接鼻水を吸う事などのピンポイントで治療ができることだろうか。
小児科の場合は吸入や点滴はあっても『患部に直に治療』はほとんどないのではと思う。
その点では耳鼻咽喉科と言うのは即効性があるといっていいだろう。
しかし、耳鼻咽喉科は熱が出たから抗生物質を出すと言う考えはないらしいので、風で熱があっても抗生物質の薬を処方しないらしい。
小児科では熱が出たら抗生物質という考えだからこれは大きな違いだ。
また腹部に関してはまったくの守備範囲から外れてしまっているのでお腹も痛い、喉も痛いといった場合には小児科がいいだろう。
いずれにしてもこうして小児科と耳鼻咽喉科と言うのは守備範囲が混在している状態であるから、小児科医が耳鼻咽喉科に連絡を取る、またその逆も多いと言うことだ。
受診をする親としてはどちらに行っても治ってしまえばそれに越した事はないが、診るほうのそれぞれの先生方は連携してよりよい治療方を考えてくれているのはうれしいかぎりと言う事になる。 |